「不労所得」と言われると、誰しもが憧れるものではないでしょうか。
「老後2000万円問題」や「年金問題」など将来に不安を感じるような昨今、安定的な不労所得があれば悠々自適な生活を送れそうです。
そこで今回は金融機関に勤めていた筆者が、不労所得を作る方法を4つご紹介させていただこうと思います。
ここでは「不労所得月30万円」としたときに具体的にどれくらいの資金が必要になってくるか見ていきたいと思います。
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不労所得の王道は「不動産投資」
不労所得の王道といえば「不動産投資」です。
たとえばアパートやマンションを一棟買いすると、部屋数によっては月30万円以上も見込めるでしょう。
表面利回り12%であれば、元本は3000万円となります。
ただ、実際の利回りはさまざま。また表面利回りから管理費用などを考慮すると、実質利回りは下がります。空室リスクなどもあり、初心者には難しい部分もあるでしょう。
不動産投資の場合は、ローンを組むことも選択肢のひとつ。
使用していない与信枠を他人に返済してもらうことで、不動産という現物資産を得られます。
ただし、勤務先や年収によって審査が厳しく、マイホームの購入などにも影響が出るため注意は必要です。
執筆者
防衛大学校、デザイン専門学校卒業後、大手ハウスメーカーを経て、2012年プルデンシャル生命保険株式会社に入社。8年間、個人営業に携わり卓越した営業成績を残す。営業管理職として採用や部下の育成に尽力し、社内研修ではパネラーに選抜される。社外セミナー講師経験あり。表彰歴多数、2015年度MDRT会員。その後、株式会社GA technologiesに入社、不動産営業を経験後、現在は個人向け資産運用のサポート業務に従事。住宅購入のアドバイスから老後の生活設計まで、人生にかかるお金の相談を強みとしている。証券外務員1種を保有。
監修者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、キャリア、転職などをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年6月20日更新)。