公務員のideco節税シミュレーション

公務員がidecoに加入すると、どのくらい節税効果があるのでしょうか。

今回は次の条件を使い、iDeCo公式サイト「かんたん税制優遇シミュレーション」で試算してみます。

条件

  • 年収500万円
  • 年齢30歳
  • 月額1万2000円
  • 受給開始年齢60歳

シミュレーション結果

年間の税制メリット

  • 所得税控除:1万4400円
  • 住民税控除:1万4400円
  • 合計:2万8800円

→60歳までの30年間で86万4000円が優遇される

運用益の非課税額

運用利回り3.0%で運用期間30年の場合、金融庁の「資産運用シミュレーション」によると267万3000円が運用収益となります。

本来は約54万3000円の税金がかかりますが、idecoでは非課税となりそのまま受け取れます。

受取時にも税制優遇される

年金として受け取る場合は「公的年金等控除」、一時金の場合は「退職所得控除」の対象となります。

このシミュレーション結果はあくまで概算です。参考資料としてご活用ください。