5. 親や自分の年金を確認しよう
年金保険料は毎月の負担ではあるものの、将来を支えるとても大切な年金となります。親がきちんと受給資格を満たしているのか、また受給額は十分なのかをしっかり確認しましょう。
合わせて自分自身の受給目安額も確認する習慣をつけておけば、足りない老後資金を計画的に貯められるようになります。
もし未納・免除期間があることに気付いたときは、追納できないか確認することが大切です。また資格関係の届け出もしっかり行いましょう。
一時は「消えた年金」なども話題となりましたが、事業所が届け出を失念しているケースもゼロではありません。大切な年金なので、「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」などで過去の加入記録もしっかり確認しましょう。
自分自身のため、そして子どもの世帯に迷惑をかけないためにも、年金保険料はきちんと支払い、確実に年金を受け取りたいですね。
参考資料
- 厚生労働省「令和２年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」（2021年12月）
- 日本年金機構「合算対象期間」
- 日本年金機構「3号不整合記録問題とは何ですか。」
- 日本年金機構「国民年金保険料の追納制度」
太田 彩子
