新年度がはじまり、転勤や転職、進学など新生活が始まったという方も多いかと思います。そんな時にオススメなのが自分の習慣を見直すことです。中でもマネをしたいのが、富裕層が当たり前にやっている習慣です。
今回は金融機関で勤務経験があり、富裕層の方とも接してきた筆者が感じた、「どんどんお金が貯まる人」の行動と思考をお伝えしていきます。
日本に富裕層はどれくらいいる?
富裕層という考え方で参考にされるのが野村総合研究所(NRI)のデータです。「富裕層」は「純金融資産保有額が1億円以上5億円未満」の世帯であると定義しています。
さらに、その上をいく「超富裕層」は「同保有額が5億円以上」の世帯とされます。
2020年に発表された「日本における純金融資産保有額別の世帯数と資産規模についての推計」によると、「富裕層」は124万世帯、「超富裕層」は8.7万世帯が該当し、二つを合計した133万世帯で333兆円を保有している計算になります。
国の2021年度予算の一般会計歳出が106.6兆円ですので、その約3倍の資産を富裕層が保有していることになります。
それではそんな富裕層に共通する行動と思考の特徴をみていきましょう。