厚生年金・国民年金に上乗せ!「3階建て」の年金づくりをはじめよう
今や日本の年金制度は3階建てと言われるようになりました。
1階や2階に上乗せする「私的年金」として特に注目されているのは、確定拠出年金の「イデコ」です。
「イデコ」は自分でお金を出して、自分で運用しながらつくる年金制度です。掛け金は所得控除になり、運用益は非課税になるなど、税制メリットが大きいのも特徴です。
ただし、注意点は60歳まで引き出せない点です。
実は、2022年5月よりイデコの加入対象年齢が65歳まで引き上げられます。
具体的には、60歳以降も会社員や公務員といったサラリーマンとして働く65歳未満の方や、任意加入被保険者として国民年金に加入している65歳未満の方も新たに加入できるようになります。
法改正で加入しやすくなった「イデコ」。
今からでは遅いかもしれない、と考えていた人でも、加入対象年齢であれば加入できます。
まずは、すでに利用している銀行や証券会社で「イデコ」が始められるか調べてみるのもいいかもしれません。