株式投資をする上で、配当金や株主優待を目当てに買う株を考える人もいらっしゃるのではないでしょうか。
確かに、実際にお金が振り込まれたり、優待ギフトが送られてきたりすると、リターンを実感しやすいです。
しかし、株式投資には「株価の値上がり・値下がり」もリターンに大きく影響を与えます。
今回は楽天グループ(4755)について、「1年前に100株買った人の、株主優待、配当、株価変動を含めた本当の損失額」を見ていきたいと思います。
それではまず、配当金について見ていきましょう。
楽天の配当金のリターンはいくらか
楽天の株式を2021年4月15日の終値(1,376円)で買い、持ち続けたとすると2021年12月期の中間配当と期末配当の計2回を受け取ることができます。
なお、配当基準日を迎えた時点でリターンが確定したとします。
楽天の2021年12月期の中間配当は0円、期末配当は4.5円を出しています。
そのため、100株ベースの配当金のリターンは450円でした。