【65歳以上の貯蓄】老後に経済的に困らないためには
65歳以上の平均貯蓄額がおよそ2300万円という結果からも、2000万円がリタイアに向けた貯蓄の目標額と言えそうです。
もらえる年金額や持ち家の有無やかかる医療費など、一概に2000万円あれば安心とは言い切れません。老後の必要資金には個人差がありますので、まずはご自身の年金額や老後の生活費から、どのくらいかかりそうか考えてみるといいでしょう。
老後経済的に困らないためには、健康寿命と資産寿命を延ばすことが大切です。健康寿命とは、健康で生活を送れる期間のことです。健康づくりによって、なるべく長く働き続けることができ、また医療費や介護費も節約することができます。
また、自分が働く以外にも「お金にはたらいてもらう＝資産運用」を取り入れて、効率良く資産形成をするといいでしょう。資産寿命とは、老後に資産が尽きるまでの期間のことをいいます。
資産運用を続けながら、必要な金額を切り崩していくことで、できるだけ資産寿命を伸ば
すことができます。
どんな資産運用の方法があるのか、情報収集から始めるのもいいですね。
参考資料
- 日本年金機構「年金の繰下げ受給」
- 日本年金機構「年金の繰上げ受給」
- 総務省統計局「家計調査報告（貯蓄・負債編）－2020年（令和2年）平均結果－（二人以上の世帯）」「Ⅲ 世帯属性別にみた貯蓄・負債の状況」
- 内閣府「令和3年版高齢社会白書（全体版）」
グイン 安季子
