「お金」と向き合うときに大切なこと

年収1000万円世帯の食費を見つつ、その生活レベルを紐解いていきました。ひと月にかける食費が平均9万4912万円という点からは、ある程度ゆとりのある生活が想像されます。

しかし居住地や子どもの人数、共働きの有無によっては必ずしも余裕があるとは言い切れません。年収が1000万円を超えたあたりから税金の負担や公的補助の所得制限を実感する場面も多くなり、生活がギリギリに感じてしまうこともあるでしょう。

年収がいくらの世帯であっても、収支のバランスをとって貯蓄と向き合う姿勢は大切になります。

またお金を守るには、やみくもに節約することだけが選択肢ではありません。例えば税負担を抑えるために、毎年欠かさず年末調整や確定申告をしている方は賢く節税できています。

最近ではふるさと納税も人気ですね。

「あまりよくわからないから」と敬遠するのはもったいないので、負担を抑えるために積極的に取り入れてみましょう。また資産運用など「お金に働いてもらう」という視点も大切になります。

いずれにしても「情報収集」がとても重要になるので、自分に合う方法をしっかり探していきたいですね。

参考資料

太田 彩子