株式投資をする上で、配当金や株主優待を目当てに買う株を考える人もいらっしゃるのではないでしょうか。
確かに、実際にお金が振り込まれたり、優待ギフトが送られてきたりすると、リターンを実感しやすいです。
しかし、株式投資には「株価の値上がり・値下がり」もリターンに大きく影響を与えます。
今回は吉野家ホールディングス(9861)について、「1年前に買った人の、本当の利益額」を見ていきたいと思います。
それではまず、配当金について見ていきましょう。
吉野家の配当金のリターンはいくらか
吉野家の株式を2021年4月5日の終値(2,225円)で買い、持ち続けたとすると、2022年2月期の中間配当と期末配当の計2回受け取ることができます。
なお、配当基準日を迎えた時点でリターンが確定したとします。
吉野家の2021年2月期の中間配当は5円、期末配当は未定となっています。
会社予想として未定となっているので、今回は保守的に0円と想定します。
そのため、100株ベースの配当金のリターンは500円でした。
吉野家の株主優待のリターンはいくらか
吉野家は、毎年2月28日・8月31日現在の株主名簿に記載のある株主に下記の優待を提供しています。
なお、2022年2月28日時点保有の株主優待より変更となっています。
変更後
- 100株~199株保有:500円サービス券×4枚
- 200株~999株保有:500円サービス券×10枚
- 1,000株~1,999株保有:500円サービス券×12枚
- 2,000株以上保有:500円サービス券×24枚
変更前
- 100株~999株保有:300円サービス券×10枚
- 1,000株~1,999株保有:300円サービス券×20枚
- 2,000株~保有:300円サービス券×40枚
今回の検証は100株保有を想定しているため、受け取る優待は2022年2月末時点では「500円サービス券×4枚」、2021年8月末時点の優待は「300円サービス券×10枚」となります。
そのため、優待のリターンは5,000円となります。
吉野家のトータル・リターンはいくらか
2021年4月5日の終値は2,225円で、2022年4月5日の終値は2,383円でした。
100株ベースの株価変動によるリターンは+ 15,800円でした。
配当金が500円、優待のリターンが5,000円ですので、トータル・リターンは+ 21,300円、+9.6%となりました。
まとめにかえて
吉野家の株式のリターンは+9.6%となり、優待や配当金により+9%強となりました。
どのように感じられたでしょうか。
株価や配当金の動向、優待の内容など、今後も注目です。
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制作:株式会社モニクルリサーチ
