株式市場では、常に多くの企業の株価が変動しています。

株価が大きく動いた時、その原因を調べると、今後の投資に活用できるヒントが得られることがあります。

今回は、日本航空・JAL(9201)を取り上げます。

JALの株価は下落し、1年ぶりの安値をつけました。

では、なぜその下落が起こったのか、背景を解説していきます。

JALの株価はどのくらい下落したのか

JALの株価は、2022年3月8日の終値で1,832円でした。

2022年2月中旬には2,400円を超える水準で推移していたのですが、そこから約2割下落したことになります。

なお、この1,832円は、2021年2月以来の約1年ぶりの安値水準でもあります。

なぜ、株価はこのように下落してしまったのでしょうか。