一般的に定年退職を迎えた後は、年金が主な収入源となります。
もしパートナーが亡くなった場合、その年金はどうなるのでしょうか。必要な手続きや受給額の変化についてまとめてみます。
また万が一に備えた「家族の保障」について、この機会に考えてみましょう。
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年金受給者が亡くなったときの手続き
年金を受給している人が亡くなったとき、年金事務所などで届け出をする必要があります。国民年金の場合は14日以内、厚生年金の場合は10日以内に手続きをしましょう。
ただし近年ではマイナンバーによる管理が進んでいます。もし年金機構にマイナンバーを登録している場合は、連携されるため手続きは不要です。
未支給の年金は遺族が受給できる
年金は基本的に後払い制です。例えば2月と3月分の年金は、4月に振り込まれるのです。つまり、亡くなった場合は本来受給できるはずだった年金が受け取れていないことになるので、未払い分については遺族が受給できます。
ただし届け出が遅れることで受給してしまった場合は、反対に返還する必要が生じるので注意しましょう。