働き盛り世代がやっておくべき「脱・老後貧乏のススメ」3カ条

現役世代の年収や貯蓄、そし老後の年金受給額には、もちろん個人差があります。

でも、すべての人に共通していえるのは、「ない袖は、振れない」ということ。

長寿化が進む今。働き盛りの若い世代は「脱・老後貧乏」対策を、先手先手で打っておく必要がありそうです。

「脱・老後貧乏のススメ 3カ条」

■第1条「未来のお金」を把握する

世帯単位の年金見込み額を、ねんきんネットやねんきん定期便で大まかに知っておきましょう。

■第2条「いまの家計」をチェックする

まずは「ひと月の生活費」を把握しましょう。1カ月家計簿をつけるだけでも、お金の流れの「見える化」がぐっと進みます。

家計のスリム化は、通信費・保険料など、固定費用の見直しから手をつけると効果的です。

■第3条「長期的なお金の流れを俯瞰する」

年金受給開始までの「大きなお金の流れ」を整理・把握しておくこともたいせつです。

定年退職金や相続などのまとまった臨時収入や、マイホーム購入やリフォーム、子どもの進学など、大型出費の予定を把握してみましょう。

この3カ条を実践してみることは、老後を見据えたマネープランの第一歩となるでしょう。