年金に頼らない自己努力は等しく必要に
標準的な夫婦2人分の年金と、実際のリアルな受給額について見ていきました。
「老後生活に年金が22万円あれば十分」という考え方も一理ありますが、支出をそれ以下に収めるのは意外に難しいことが、総務省のデータからもわかります。
また年金の額は個人差が激しいので、「年金生活者にはゆとりがある」というのも少し楽観的と言えるでしょう。
将来に同じくらいの年金がもらえる保証はどこにもありません。
年金の額はねんきん定期便などで確認する習慣をつけるとともに、自分で資産をつくる努力もしていくことが必要になるでしょう。
参考資料
- 厚生労働省「令和4年度の年金額改定についてお知らせします」
- 厚生労働省「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」(2021年12月)
- 日本年金機構「令和3年4月分からの年金額等について」
- 総務省「家計調査年報(家計収支編)2021年」3-2
LIMO編集部