オカメインコなどのインコ類は、ペットとしては犬や猫と比べるとまだまだマイナーですが、近年動画SNSの流行によってインコ類の動画を目にする機会が増えています。
とはいえ、自分で鳥を飼わない限りは
- インコにどういう種類があり、それぞれどのような特徴をもつのか
- インコ類の人気度合い
- インコ類がどれくらい飼われているのか
を知る機会が意外とありません。
鳥類(カノコスズメ)を飼っている筆者が、上記の質問について統計データをもとに解説してみます。
オカメインコ・ボタンインコ・セキセイインコ・コザクラインコの見分け方
まず、インターネット上で人気の4種である、オカメインコ・ボタンインコ・セキセイインコ・コザクラインコについて簡単な見分け方をお伝えします。
なお、インコといえば人の会話をまねたり、挨拶をしたりするなどの「お喋り」が有名です。
オスの方がお喋りをする傾向がありますが、おしゃべりをしない個体もいます。
オカメインコは
- 頭の大きな冠羽
- 頬の丸い模様(赤みがかったオレンジ色が多い)
に注目するとすぐ見分けられます。
また、厳密にはオカメインコはオウムの一種なので、他のインコ類と比べると体格が大き目です。
他の鳥と並べるとすぐわかります。
続いて、ボタンインコは「目の周りの白い輪模様」があるかどうかで見分けられます。
黒・オレンジ・黄色・緑の鮮やかな色味の個体がメジャーですが、黒・白・青の「ブルー」という色味も珍しく、人気があります。
続いて、セキセイインコはくちばしの上の鼻の頭に特徴があります。
この盛り上がった鼻を「鼻瘤(はなこぶ)」といいます。
同じパーツは鳩にもあるので「鳩と同じ鼻のインコ」とまとめると覚えやすいです。
また、おしゃべりをする可能性も高い種類なので、おしゃべりを教え込むことも可能です。
そして、コザクラインコは目の周りのリングが薄く、つぶらな瞳が特徴です。
鼻瘤もなく、つるんとしたくちばしをもっており、素朴で可愛らしい顔つきです。
今後、インコの画像・動画を見る際は上記のポイントに注意して見分けると、より楽しめると思います。