退職金は貰ってからが勝負!
公務員の退職金は定年まで勤めれば2000万円貰える一方で、受給している人は常勤職員で約3割でした。
退職金は貰って安心するものではありますが、浮かれないようにはしたいところ。実際には、貰ってからが勝負です。
何も計画をしなければ、まとまった金額が入っても意外とすぐになくなってしまいます。住宅ローンを返済して、住みやすいよう家のリフォームをして、複数いる子どもに資金援助をして…としていると、大切な老後の資金が減ってしまいます。
まずは退職金を何にいくら使うのか、きちんとご家庭で話し合いましょう。
すぐには使わない金額については、預貯金の他に資産運用を取り入れるのも良いでしょう。運用にはリスクがありますが、株式だけでなく、債券や投資信託といった金融商品もあります。
60代になればリスクを抑えながらも、資産寿命を伸ばすことを目指した運用をしたいですね。さまざまな方法で情報収集をして、ご家庭に合った資産形成を考えてみましょう。
参考資料
LIMO編集部
執筆者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ49年(589か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2024年9月30日)。