3月から、2018年春卒業の大学3年生などを対象とした会社説明会が解禁されました。会社説明会の次は面接です。とはいうものの、面接の内容以前に企業の採用担当者が「この人とは一緒に働けないな」と思ってしまう学生のNG行動があるといいます。それはどのようなものなのでしょうか。
清潔感のない見た目
「人は見た目が9割」という題名の本があるように、まず好感を持たれなければスタート地点にも立てません。ネクタイは曲がっていないか、靴は磨いたか、スーツはしわだらけになっていないかなど、身だしなみには細心の注意を払いたいもの。また、面接で意外と目につくのは爪。短く整えておきましょう。
意味のない遅刻
電車に乗り遅れた、道に迷った、他の予定がずれこんだ、授業に出ていたら遅れた、など様々なケースがありえます。ただ、どんなケースにしても、日常的に時間に余裕を持った行動ができないのだろうと見なされて「仕事でも遅刻しそう」「締切を守らなさそう」という印象を与えてしまいます。
もちろん、天災や人身事故などによる交通機関の乱れなどは企業側も把握しているはずです。そのような場合は、その旨を説明し丁寧に謝罪しましょう。とはいえ、そうしたアクシデントも見越して行動すべきであることはいうまでもありません。
無駄なおしゃべり、特定の企業批判
待合室やエレベーターホールではつい気が緩みがち。見知った学生とついついおしゃべり、ということもあるかもしれません。ですが、その空間にいるのは採用担当者と面接官だけではありません。気が緩んだ時に見せる姿や態度を見ている企業は意外と多いもの。
エレベーターの中、電車の中、会社近くの道路などで特定の企業名を出しながらのおしゃべりは控えたほうがいいでしょう。あなたの隣にいる人は今あなたが批判している会社の人かもしれません。
明らかな勉強不足
「とりあえず受けてみよう」という学生に多いのがこのケースです。面接を受ける企業の強みである製品・サービスがどのようなものかさえ知らないこともあるのだとか。気になっているニュースを聞くと、戸惑う学生もいるようです。普段から新聞などで企業や業界の情報をチェックする習慣は身につけておきたいものです。
まとめ
いかがでしたか? 採用担当者や面接官は、みなさんとこれから一緒に仕事をする人たちです。「一緒に働きたい」と思ってもらえるかどうかは、面接における受け答えの内容よりも、むしろ面接に臨む姿勢や態度で判断されるほうが多いかもしれません。この機会に我が身を振り返り、しっかり対策をして面接に挑んでみてはいかがでしょうか。
LIMO編集部