優待株のオリックス、株価の行方は。急拡大する再生可能エネルギー市場に新サービス投入へ
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株式市場では日々、多くの企業の株価が、様々な材料をもとに変動しています。
今回は、発電所の発電効率や生産性の「見える化」を支援するサービスを開始すると発表したオリックス(8591)を取り上げます。
今後の株価はどうなるのでしょうか。
オリックスが再生可能エネルギーの発電「見える化」を支援へ
オリックスは2022年3月11日、グループ会社のオリックス・リニューアブルエナジー・マネジメントが、大規模太陽光発電所(メガソーラー)の運営状況を第三者の視点から評価・分析し、効果的なマネジメント方法を提案する「ターンアラウンドサポートサービス」を開始すると発表しました。
同サービスは、経験豊富な技術者による現地調査と、AI(人工知能)など最先端デジタル技術を活用したデータ分析とを組み合わせることで、売電収益の最大化を図るマネジメント方法をレポートで提供するとのことです。
レポートでは、発電設備の性能低下や故障リスクを未然に防ぐための具体的施策や保守管理業務(O&M)を行った場合の費用対効果を確認できます。
また、売電に伴うキャッシュフロー予測も評価・分析できます。
再生可能エネルギーの事業者が増える中、今後も大きな需要が期待できるのではないでしょうか。
執筆者
1991年生まれ。新潟県新潟市出身。2022年に株式会社モニクル傘下の株式会社ナビゲータープラットフォームに入社し、現在はメディア事業部・メディアグロース企画推進室マネージャー。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」を中心に、多くの読者の方に幅広いコンテンツを届けるための戦略立案に従事している。
それ以前は、LIMO編集部にてアシスタント・コンテンツマネージャー(ACM)として従事。第一報として報道されるニュースを深堀りし、読者の方が企業財務や金融に対する知的好奇心を満たしたり、客観的データや事実に基づく判断を身に付けられたりできる内容の記事を積極的に発信していた。
入社以前は、株式会社フィスコにて客員アナリストとして約20社を担当し、アナリストレポートを多数執筆。また、営業担当として、IRツール(アナリストレポート、統合報告書、ESGレポートなど)やバーチャル株主総会サービス、株主優待電子化サービスなどもセールス。加えて、財務アドバイザーとしてM&Aや資金調達を提案したほか、上場企業向けにIR全般にわたるコンサルティングも提供。財務アドバイザリーファームからの業務委託で、数千万~数十億円規模の資金調達支援も多数経験。
株式会社第四銀行(現:株式会社第四北越銀行)、オリックス株式会社でも勤務し、中小・中堅企業向け融資を中心に幅広い金融サービスを営業した。株式会社DZHフィナンシャルリサーチでは、日本株アナリストとして上場企業の決算やM&A、資金調達などのニュースと、それを受けた株価の値動きに関する情報・分析を配信。IPOする企業の事業・財務を分析し、初値の予想などに関するレポートを執筆。ロンドン証券取引所傘下のリフィニティブ向けに、週間・月間レポートで、日本株パートを執筆。経済情報番組「日経CNBC」にて毎月電話出演し、相場や株価の状況も解説していた。
新潟県立新津高等学校を経て、2013年に慶応義塾大学商学部を卒業。学部では、岡本大輔研究会にて企業評価論、計量経営学を専攻していた。
最終更新日:2023/11/03