3月になり、来年度の保育園の結果も出て、4月から職場復帰という方もいらっしゃると思います。毎年の保育園落選のニュースからも共働き世帯が多いイメージがありますが、実際どれぐらい差があるのでしょうか。

令和3年度の厚生労働省のデータによると、共働き世帯は年々増加し1240万世帯、専業主婦世帯は減少傾向にあり571万世帯となっています。共働きや専業主婦である事情はご家庭により様々ですが、それぞれどんな生活なのか気になるものですよね。

今回は、減少傾向にある専業主婦世帯のお財布状況についてフォーカスしていきます。

専業主婦世帯の世帯年収はいくら?

まずは、総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)2020年)」から「夫のみ有業世帯」の平均年収を見ていきましょう。

専業主婦世帯の年間収入・家庭状況

  • 年間収入:677万円
  • 世帯主の年齢:49.5歳
  • 世帯人員3.22人(18歳未満人員1.05人)
  • 持家率:77.1%

世帯年収の平均は677万円でした。世帯主の年齢はおよそ50歳で、18歳未満でこれから大学費用などがかかってくるお子さんが1人というのが平均的な家族構成でした。