個性的なフォルムで、ぷっくり膨らんだ肉厚の葉が可愛らしい多肉植物。いろいろな種類を集める楽しさもあり、人気上昇中です。

多肉植物は比較的容易に増やすことができるのも、愛好家が魅力に感じているポイントのひとつ。

今回は多肉植物の増やし方を紹介します。

多肉植物の特徴

バラのような形、石のような形、トゲがあるものや透明のものなど、多肉植物にはたくさんの種類があります。

多肉植物は南アフリカや中央アフリカ、メキシコなど、乾燥地帯が原産の植物。葉や根にたくさんの水分を蓄えることで乾燥地帯の環境に適応してきました。乾燥に強く、水やりの頻度は少なめで大丈夫です。

昼間は蒸散を防ぐために気孔を閉じていて、夕方から夜に気孔を開き呼吸を始めます。そのため、水やりは夕方以降がオススメ。多くの品種は日がよく当たる、雨が当たらない屋外が生育に適しています。

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多肉植物には3つの増やし方があります。葉挿し、挿し木、株分けです。方法はどれも身近なものを使って簡単にできますが、品種によって向き不向きがあります。育てている多肉植物によって、増やし方を選択しましょう。