多肉植物の増やし方:挿し木
挿し木とは、茎を切って別の場所に植えることをいいます。挿し木は、葉挿しよりも生長が早いのが特徴。一般的に、生長期の3~6月くらいにおこなうとよいでしょう。
準備するもの
- 親株の苗
- 清潔なハサミ(熱湯消毒して冷ましたものでOK)
- ペットボトルなどの容器
- 多肉植物用などの土(新しい、清潔な土がよい)
挿し木の手順
①挿し木したい苗の茎をカットします。カットした子株の茎の下の方の葉は少し取り除きます。
②挿し木の子株の切り口部分は、そのままペットボトルなどを利用して乾燥させます。乾燥させるときは、葉の部分を支えにして、縦になるように置くことがポイント。平置きにすると、子株が曲がって生長してしまいます。
乾燥させるために切り口が空気に触れられるようにし、明るい日陰で管理しましょう。
③挿し木用の子株に根が数本出てきたら、植木鉢などに植え付け、水をあげて土を定着させたら完成です。親株のほうにも新しい芽が出てきているはずですよ。