【二人以上世帯】年収1000万円の貯蓄

ここからは、単身世帯の方が結婚し、二人以上世帯となった場合はどうなるかを見ていきたいと思います。

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]令和2年(2020年)調査結果」より二人以上の世帯を見ていきます。

こちらの統計では年収1000~1200万円未満の二人以上世帯を参考にご紹介します。

【二人以上世帯】年収1000~1200万円未満の貯蓄

  • 金融資産非保有:4.0%
  • 500万円未満:20.0%
  • 500~1000万円未満:17.0%
  • 1000~2000万円未満:22.0%
  • 2000~3000万円未満:12.0%
  • 3000万円以上:28.0%
  • 無回答:1.0%

平均値:2386万円
中央値:1500万円

※平均値は一部の大きな数字に引っ張られるため、中央値を参考にして下さい。

中央値は1500万円ですので単身世帯よりも中央値が上昇しています。
実際、3000万円以上が28%と単身世帯の7.7%から大きく増えています。
ただ、一方で単身世帯と違って夫婦には様々なライフイベントがあります。

マイホームの購入や教育資金など単身世帯に比べるとライフイベントにかかるコストも大きいので貯蓄に対する意識も高いのかもしれません。

二人世帯はライフイベント毎にお金の準備が求められますので、生涯通じてライフプランを立てられることが望ましいです。