全生保の生命保険加入率「40~50歳代」が男女ともに最多
実は年代別に確認すると、男女ともに「40~50歳代」の「生命保険加入率」が最多となっています。
このうち40~50代女性における保険種類ごとの加入状況を、生命保険文化センター「令和元年度 生活保障に関する調査」から確認しましょう。
死亡保障として「生命保険」を選ぶ女性の割合
- 40代:67.9%
- 50代:68.7%
40代では死亡保障として「生命保険に加えて損害保険や預貯金等で備える人」が77.0%いるものの、「準備していない」と回答した人が21.7%いました。
また50代では「生命保険に加えて損害保険や預貯金等で備える人」が77.7%にのぼり、「準備していない」と回答した人は20.9%でした。
医療保障として「生命保険」を選ぶ女性の割合
- 40代:80.0%
- 50代:80.2%
医療保険では、死亡保険よりも準備している割合が全体的に高い傾向にあります。
生命保険以外にも何らかの備えをしている女性の割合は40代で89.4%、50代で91.8%にものぼります。
これらは男性の割合よりも多く、女性のほうが医療費に備えている現状がわかります。
「がん保険・がん特約」女性の加入率
- 40代:49.2%
- 50代:43.1%
がん保険については、男女ともに40代の加入率が一番高くなっています。
「特定疾病保障保険・特定疾病保障特約」女性の加入率
- 40代:37.3%
- 50代:41.1%
がんだけでなく心疾患や脳血管疾患等の特定疾病を保障する保険の場合、男女ともに50代の加入率が高い傾向にあります。