キャッシュレス化が進み、クレジットカードの利用頻度が増えた人も多いでしょう(※)。年会費無料の標準カードから、さらに上位ランクのカードにランクアップしようかな、と感じることがあるかもしれません。
「楽天プレミアムカード」と「ビューゴールドプラスカード」は、各カードブランドの中でも、おトク度に特別感がある上位カードといってよいでしょう。
どちらのカードにしてよいか迷ってしまう方のために、楽天プレミアムカードとビューゴールドプラスカードのメリットとデメリットを比較しました。
さらに比較結果を踏まえ、それぞれのカードに向いている方の特徴を3つずつ、丁寧に解説します。
【※参考記事】【楽天カードユーザー注目】2022年4月、楽天ポイント還元ルールはどう変わるのか
楽天プレミアムカードのメリット・デメリット
楽天プレミアムカードは楽天が運営する年会費1万1000円(税込)の最上位カードです。楽天市場などの関連サービスと組み合わせて利用することで、よりお得度が上がります。
まずは楽天プレミアムカードのメリット・デメリットを見ていきましょう。
楽天プレミアムカード「3つのメリット」
楽天プレミアムカードのメリットは以下の3つです。
- 楽天市場でのポイント還元率が+4%(最大+6%)
- プライオリティパスが無料で利用できる
- 国内の空港ラウンジが使い放題
楽天プレミアムカードを利用すると、楽天市場でのポイント還元率が+4%となります。
更に楽天プレミアムカードでは3つの優待コース「選べるサービス」が提供されます。その中の楽天市場コースを選択すると、更にポイント還元率が+1%に。「誕生月サービス」でさらに+1%となるため、合計で最大+6%に。
「プライオリティパス」とは、世界148カ国・1300カ所以上の空港ラウンジが利用できるサービスです。通常は年会費429ドル(約5万円)が必要ですが、楽天プレミアムカード会員は無料で申込が可能です。
さらに、プライオリティパスとは別に、国内の空港ラウンジが無料で利用できるサービスも付帯しています。。
楽天プレミアムカード「2つのデメリット」
楽天プレミアムカードのデメリットは以下の2つです。
- 楽天市場の利用頻度・金額によっては年会費のモトが取れない可能性がある
- 旅行をする機会が少ない人には特典が少ない
楽天プレミアムカードを使って楽天市場で買い物をすると、ポイント還元率が+4%となりますが、通常の楽天カード(年会費無料の一般カード)でもポイント還元率は+2%。
楽天市場の利用頻度がそれほど多くない場合、年会費のモトが取れない可能性もあります。
また楽天プレミアムカードはプライオリティパスなど、旅行向けの特典が厚めです。この点は、飛行機を使って旅をする機会が少ない人にとっては、メリットは少ないといえるでしょう。