年金の受給額に個人差が大きいワケ
厚生年金の受給額については、現役時代の報酬額が影響します。加入期間も加味されることから、個人によって受給額には差が出るということに。
例えば男性の平均受給額は16万4742円、女性の平均受給額は10万3808円です。
男女で約6万円もの差があるのは、今のシニアのうち働き続ける女性が少なかったことが影響しているでしょう。
賃金自体が男性より少なかったことも考えられますが、昔は結婚すれば退職するのが当たり前の時代でした。
結婚、出産、親の介護…節目で退職する女性が多かったことから、厚生年金の加入月数は男性よりも格段に短いです。
こうした背景があるからこそ、厚生年金の平均には男女で大きな差が生まれているのです。
男女間の差は、今後もっと埋まることが予想されます。しかし働き方が多様化する現代、個人間での差は埋まることがないでしょう。
それぞれが自分で対策するしかありません。
著者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ58年(696か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、CFP®、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2026年2月7日)。