子どもの入学や進級のこの時期、子どもの進路や学習塾などの見直しを検討される方もいるでしょう。

特に関東・関西を中心に過熱している中学受験。

auじぶん銀行株式会社が関東・関西在住で小中学生の子どもを持つ30~50代の男女を対象に行った「子どもの教育・受験とお金」によると、9割以上が子どもに「小学校・中学校受験をさせて良かった」と答えています(2022年3月14日公表)。

小中学受験をさせた理由や、受験や教育費をどう準備したのかについても確認していきましょう。

私立中学校に通う都道府県トップ10

まずは日本の中でも私立中学に通う生徒が多い都道府県を確認しましょう。

公益財団法人生命保険文化センターによると、私立中学校に通う割合(2019年度)の都道府県別で上位10位は以下のとおりです。

出典:公益財団法人生命保険文化センター「私立中学校に通う割合はどの程度?」

全国で私立に通う割合は7.4%。最も多いのは東京で25.0%と4人に1人を占めます。

次に高知県で18.1%、京都で13.4%、奈良で12.6%と続きます。やはり関東・関西では受験をする方が多いですね。

先ほどのauじぶん銀行の調査によると、「小学校受験だけ」「中学校受験だけ」「小中学校両方」を合わせた受験経験者・予定者は関東は31.6%、関西は22.8%でした。