60歳の平均貯蓄額は3026万円

全回答者(2000名)に、現段階の貯蓄金額(配偶者がいる場合は夫婦2人分)を聞いたところ、以下の通りでした。

  • 100万円未満:25.0%
  • 100~300万円未満:10.7%
  • 300~500万円未満:4.7%
  • 500~1,000万円未満:12.2%
  • 1000~1500万円未満:10.6%
  • 1500~2000万円未満:3.4%
  • 2000~2500万円未満:7.8%
  • 2500~3000万円未満:1.1%
  • 3000~5000万円未満:7.5%
  • 5000~1億円未満:8.4%
  • 1億円以上:9.0%


平均貯蓄額は3026万円でしたが、「100万円未満」と回答した人は25.0%と、実に4人に1人を占めます。

「100万円未満」の割合は、2020年20.8%→2021年25.0%と4.2ポイントの上昇。

世帯構成別にみると、「100万円未満」の割合はおひとりさま世帯では32.9%と他に比べて高くなっています。

ちなみに、金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査(令和2年)」をみると、60代で貯蓄ゼロの割合は二人以上世帯が18.3%、おひとりさま世帯が29.4%。

同じようにおひとりさまの貯蓄率が低くなっています。