勉強時間確保で塾を利用する

二つ目は、自己管理の難しい放課後に学習塾などの習い事を入れて有意義に過ごすことです。

子育て経験のある方なら一度は耳にする「小4の壁」。学ぶ内容も難しくなってきて学力差が目立ち始める学年でもあり、週5の放課後をまるまる子ども任せにしていると、「家にいてもダラダラ過ごしてしまうのではないか」と不安になる親も少なくないでしょう。

有意義に時間を過ごして欲しい場合は、子どもの足で通える距離にある塾に入会することも検討してみてはいかがでしょうか。

教室に入室した際に保護者に連絡メールが届くシステムを導入している塾もあります。自習室完備の塾も珍しくなく、積極的に利用したいですね。

塾にいることが確認でき、さらに勉強時間も確保できるなど親の不安を解消します。とはいえ、塾に通うだけでは学力向上には繋がりません。「塾に任せているから安心」ではなく、親も日頃から学習内容の定着度をチェックしてください。

三つ目は、習い事もなく外遊びする予定もない時の過ごし方を決めておくことです。

親が不在の時に勝手に友だちを招き入れないことはもちろんのこと、どんな親なのか全く知らない場合は子どもが「友達だから」と言っても家に遊びに行かせないなど、フリーな日の過ごし方を複数パターン決めておきましょう。

お互いに親が不在の時は家ではなく外で遊ぶ。夕方5時には帰宅し、必ず親に連絡をすることや、何時までに宿題を終わらせておくなど時間割のようにタイムスケジュールを作成しておくと便利です。

親が何でも決めるのは子どもにとってストレスになるので、「明日はどんな感じで過ごしたいの?」と複数あるスケジュールから選択させて、子どもが自分の自由時間を意識して過ごせるようにしていきましょう。