【最新版】二人以上世帯の「貯蓄0円」の割合推移

さっそく金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査(令和3年)」から、貯蓄0円世帯の割合推移をみていきましょう。

単身世帯の「貯蓄0円」の割合推移

  • 2017年:46.4%
  • 2018年:38.6%
  • 2019年:38.0%
  • 2020年:36.2%
  • 2021年:33.2%

二人以上世帯の「貯蓄0円」の割合推移

  • 2017年:31.2%
  • 2018年:22. 7%
  • 2019年:23.6%
  • 2020年:16.1%
  • 2021年:22.0%

単身世帯の場合、40%台から徐々に減少傾向となり、最新である2021年では33.2%となりました。

それでも30%以上が貯蓄ゼロというのは、少し驚く割合ですね。

二人以上世帯ではもう少し減るものの、22.0%です。特に減少傾向は見られず、各年で増減を繰り返している様子です。

【年代別】貯蓄0円の割合とは

続いて金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査(令和2年)」から、年代ごとの「貯蓄0円世帯」の割合も確認しましょう。

単身世帯「貯蓄0円」の割合

  • 20歳代:43.2% 
  • 30歳代:31.1%  
  • 40歳代:35.5%  
  • 50歳代:41.0%  
  • 60歳代:29.4% 

二人以上世帯「貯蓄0円」の割合

  • 20歳代:16.0% 
  • 30歳代:8.2%  
  • 40歳代:13.5%  
  • 50歳代:13.3%  
  • 60歳代:18.3% 

やはりどの年代を確認しても、「貯蓄0円世帯」の割合は単身世帯の方が高いようです。