毎年4月は昇給をする企業が多いようです。自分の年収は上がるか、そろそろ気になってらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
国税庁の資料によると、日本の平均年収は433万円です。
そこで今回は、標準世帯「年収400万円台世帯」の貯蓄や負債について見ていきたいと思います。
年収400万円代世帯はどのくらいいるか
はじめに、平均給与額の400万円台の人はどのくらいいるのか見ていきましょう。
国税庁の「令和2年分(2020年)分民間給与実態統計調査」を参考にします。
【男女計】給与階級別給与所得者数・構成比
- 100万円以下:8.4%
- 100万円超 200万円以下:13.8%
- 200万円超 300万円以下:15.5%
- 300万円超 400万円以下:17.4%
- 400万円超 500万円以下:14.6%
- 500万円超 600万円以下:10.2%
- 600万円超 700万円以下:6.5%
- 700万円超 800万円以下:4.4%
- 800万円超 900万円以下:2.8%
- 900万円超 1000万円以下:1.8%
- 1000万円超 1500万円以下:3.4%
- 1500万円超 2000万円以下:0.7%
- 2000万円超 2500万円以下:0.2%
- 2500万円超:0.3%
平均:433万円
こうしてみていただくと、平均の433万円の前後にボリュームゾーンが集まっていますね。
また、給与600万円以下の層で全体の約8割を占めていることもわかります。
さて、年収400万円代は全体の14.6%いることがわかりました。
ここからは、年収400万円代の世帯が貯蓄・負債・純貯蓄がどのくらいあるのか見ていきます。