個人差が大きいからこそ、適切な方法の選択を
65歳以上の貯蓄を見てきましたが、皆さんまとまった貯蓄をされていましたね。人生100年時代では、老後だけでも約35年間。30年以上仕事をしないとなると、まとまった貯蓄を保有すること、またその資産寿命を伸ばすことが大切になります。
「お金の置き場所」は個人差によるところが大きいでしょう。すべて預貯金の人もいれば、リスクの高い運用を取り入れている人もいます。
資産寿命を守り・伸ばすために大切なのは「適切さ」です。預貯金だけに偏るのでなく、リスクの高い運用をするのではなく、その中間を目指すのが良いでしょう。
まったく運用をしていないという方は、リスクなどの情報収集をした上で、リスクの低い運用を取り入れることをおすすめします。
大切な老後資金ですから、リスクの高い運用はおすすめしません。とはいえ、どんどん資産が目減りするのを見るのも不安は感じますよね。
積立投資のように投資対象や投資時期を分散する、債券などリスクの低い商品で運用するなどを検討してみるといいでしょう。
65歳は老後スタートとともに、お金とじっくり付き合う時間のスタートとも言えそうです。ご自身のセカンドライフのために、お金について考えてみて下さい。
参考資料
LIMO編集部