春は花屋の店先が華やかなピンクや黄色で彩られる季節。旬の素敵な切り花を選んで、家に飾るだけで日々の生活に潤いが生まれます。
切り花はいずれ枯れてしまうものですが、少しの工夫で長く楽しむことができます。
そこで今回は、切り花を長持ちさせるためのコツを紹介します。上手な手入れで春の花を楽しみましょう。
切り花を長持ちさせるためのコツ
買ってきた花瓶に花を生ける前、ひと手間加えることで花もちのよさが全く違ってきます。まずは、花を生ける前の下準備について解説します。
清潔な花瓶を使用する
花瓶の中を清潔に保つことは雑菌の繁殖を防ぎ、切り花を長持ちさせる基本。花を生ける前の下準備として、まずは花瓶をしっかり洗いましょう。洗うときは中性洗剤などを使います。
余分な葉を取り除く
花を生けたとき水中に浸かってしまう葉は、そのままの状態が続くとやがて腐ります。水が汚れ、雑菌を繁殖させてしまう原因になるので、花を生ける前に水に浸かる部分の葉は取り除いておきましょう。
根のない切り花は水を吸い上げる力が弱く、葉からも水分が蒸発してしまいます。多すぎる葉や余分な葉を取り除くことは、花を長く美しく保つためにも大切です。