バブル期を過ごした還暦人「お金の思い出」

還暦を迎える60歳の方は、ちょうどバブル期を社会人として過ごしました。同じくPGF生命の「2021年の還暦人(かんれきびと)に関する調査」では、その特徴的なエピソードを知ることができます。

  • 2年間の海外出張の手当だけで2000万円以上もらった
  • 高級料亭で接待された
  • 会社持ちで銀座の高級クラブに行った
  • 交際費が使い放題だった

今では考えられないような、お金との付き合いがあったようです。一方で、

  • お金はあっても仕事が忙しく使う暇がなかった
  • 残業代が基本給よりも多かった

など、仕事が激務だった時代であることもうかがえます。

日本は「平均年収が30年間ほぼ変わらない」と言われますが、働き方は明らかに変わりました。週休1日で残業三昧。そんな会社員生活を送っていた人も、少なくないでしょう。