年収600万円台の手取りと貯蓄額

国税庁 の「令和2年分 民間給与実態統計調査」を参考に、「年収600万円超」の女性の年齢や勤続年数を見ていきましょう。

【女性】

  • 平均年齢:47.4歳
  • 平均勤続年数:17.2年
  • 平均給料・手当:514万6000円
  • 平均賞与:130万2000円
  • 平均給与(年収):644万9000円

ここから月額給与を割り出すと、約43万円となります。
税金や社会保険料が引かれた後の手取りは、約33万円程度になると予想できますね。

では、「年収600万円超」の貯蓄額も確認してみましょう。

年収500万円台の人のデータも含みますが、金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]令和2年調査結果」」を参考に、単身世帯の「年収500~750万円(金融資産非保有者含む)」の平均値と中央値は以下の通りとなります。

  • 平均値:1614万円
  • 中央値:562万円

平均値は一部の大きい数字につり上げられるため、ここでは中央値が実態に近い数字となります。とはいえ、勤務年数や年齢によって貯蓄できる金額は変わるため、あくまで参考値に過ぎません。

男女関わらず、「おひとりさま」で高収入の職種で長く働き、生活水準を一定に保つことができれば、老後も安心できる貯蓄ができるかもしれませんね。