「おひとりさま」として生きていくことを選ぶ人が増えているこんにち。
女性の社会進出を後押しする制度や福利厚生に力を入れる企業も多く、女性も経済的な自立がしやすい世の中に変わりつつありますね。

国税庁の「令和2年分(2020年) 民間給与実態統計調査」によると、女性の平均給与は293万円となっています。

平均給与の倍程度の「年収600万円」であれば経済的に自立できる水準かもしれません。
今回は、女性が「年収600万円」を目指す場合、どんな職種であればクリアできるのか解説していきます。

また、額面だけでなく手取りの金額のイメージや貯蓄額などの実態も併せて見ていきましょう。

年代別の平均給与

「転職サービスdoda」がdodaエージェントサービスに登録した正社員20~65歳の男女(有効回答数約45万件)に2020年9月~2021年8月末に行った「平均年収ランキング(年代別・年齢別の年収情報) 【最新版】(2021年12月13日公表)」で、2021年の平均年収を年代別に確認します。

年代別の平均年収

【出典】パーソルキャリア株式会社

全体とは、男女含めた平均年収を表しています。
30代以降になると、全体平均と女性平均の差が徐々に大きくなっていることがわかりますね。

女性の場合、出産や育児などのライフイベントがキャリアダウンや退職などにつながってしまうケースもあることでしょう。

そのため、同じ会社に長く勤め上げることによる年収アップは、男性よりもハードルがあるのが実態なのですね。

では次に、勤める期間に関わらず、「年収600万円」を超えられる職種はなにがあるのか見ていきましょう。