会社員が貯蓄1000万円の夢を叶えるには
1000万円を貯めようと思うと、コツコツ貯めるには次の金額が目安になります。
- 10年=年間100万円/毎月約8.3万円
- 20年=年間50万円/毎月4.1万円
- 30年=年間33.3万円/毎月2.7万円
長く時間をかけるほど、毎月の積立額が少なくて済むということです。
年収や家族構成、居住地にもよりますが、お金がかかるライフイベントはその都度やってきます。結婚費用や住宅購入費用、教育費(主に大学入学)等はその代表格ですね。
これらの時期も、変わらず同じ額を貯め続けるのは楽なことではありません。
赤字になる時期をしっかり見つめて、余裕のあるときに多く貯めるという視点が必要です。そのためには、数年単位で「出費がかさむ時期」を把握することが重要になります。
ライフプラン表やキャッシュフロー表などを活用し、家族のライフイベントに合わせた計画を立ててみましょう。
出費の見直し・資産運用も検討を
貯蓄を計画するときは、「支出の減」「収入の増」も合わせて確認しましょう。支出を削るといっても、過度な節約は続かず、ともすればリバウンドの危険性もあります。
無理なく続けるためには「保険料」「住宅費用」「スマホや光熱費の基本料金」など、固定費を見直しましょう。
一度向き合うことで、あとは自動的に節約が続きます。
合わせて収入増も考えましょう。会社員の場合、副業が解禁されている企業も増えてきました。もし副業が難しい場合、資産運用で「お金にも働いてもらう」という選択肢もあります。
資産運用ができる金融商品には必ずリスクがつきものですが、同じように運用益が期待できるという特徴があります。
忙しい会社員の場合、常に値動きに張り付くような「株取引」などはおすすめできません。
例えば積立投資などであれば、一つ選ぶだけで分散して投資が続くため、初心者でも続けやすいといえます。
メリットやデメリットをしっかり把握したうえで、一度検討してみてはいかがでしょうか。
「貯蓄1000万円」の道のりは遠いように思えても、家庭によってそのアプローチは異なります。できることから始めてみましょう。
参考資料
LIMO編集部