会社員のうち「貯蓄1000万円」を達成するのは何割か

同資料によると、勤労世帯のうち1000万円以上の貯蓄を有するのは1366世帯。全世帯数は3321世帯なので、全体の約41%が達成できていることになります。

ただし、先ほども触れたように負債を抱える世帯は多いです。負債を除いた「純貯蓄額」が1000万円に達している割合もあわせて確認しましょう。

純貯蓄が1000万円を超えているのは1008世帯。つまり、本当に貯蓄が1000万円を超えている会社員は、約30%であるといえます。

年代の特徴で見てきたように、その多くは50代以降に集中していると言えるでしょう。

若い世代では住宅ローンに加え、子どもの教育費用などでも出費が多いです。なかなか貯蓄ペースが上がらずに悩む家庭も多いのではないでしょうか。