家計に影響を与えるライフステージとは
年代別の貯蓄・負債額をみてきましたが、貯蓄や負債に影響を与えるライフステージの変化は以下のとおりです。
- 結婚
- 出産
- 育児
- 出産や育児による女性の働き方の変化
- 教育費
- マイホームの購入など
夫婦であれば2人で働いて収入を得ることが可能ですが、結婚や育児、介護などで女性が働き方をセーブすると、世帯年収が下がる場合も少なくありません。
また、子どもの人数やマイホームの購入も家計へ与える影響は大きいものです。一方で、子どもを育てたり、マイホームを建てたりすることは喜びや楽しみもあるでしょう。
上記に合わせて、老後資金も準備する必要があることも忘れてはいけません。ライフステージごとにまとまった資金が必要になりますから、前もって計画を立てていくことが重要でしょう。
今目の前のことだけでなく、長い目で見ながらライフプラン・マネープランを夫婦で話し合われてみてはいかがでしょうか。
参考資料
LIMO編集部
執筆者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ49年(589か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2024年9月30日)。