バラの育て方のコツその5:肥料の与え方

バラのきれいな花は適切な施肥の賜物と言っても過言ではありません。美しい花を次々と咲かせるためにも肥料のコツは覚えておきましょう。

元肥・寒肥

元肥は地植えのバラを植え込む際に施す肥料です。寒肥はバラの休眠期である1月から2月中旬に与えて、翌年の栄養補給とともに土壌の活性化を図ります。

バラ専用の化成肥料や油かす、牛ふんなどの有機肥料を土壌に混ぜ込みましょう。鉢植えは根が肥料焼けして傷むこともあるので、基本的に元肥や寒肥の必要はありません。

追肥

追肥は生育期に与える肥料で、バラ専用の化成肥料がオススメ。キレイな花を咲かせる体力を補い、特に四季咲きのバラに効果的です。

追肥を与える時期は、1番花が咲く前の3月中旬〜4月上旬、2番花・3番花のために6月、冬を迎える体力づくりのために9月の年3回です。鉢植えのバラは水やりのかわりに液体肥料を使ってもよいでしょう。

まとめにかえて

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美しい花と優雅な香りで庭を華やかな雰囲気にしてくれるバラ。初心者にとっては高嶺の花と感じてしまうかもしれませんが、育て方のコツを知れば栽培も難しくありません。

コツがわかれば何年も元気に育ち、手塩にかけて育てた分、バラは愛情に応えてキレイな花を咲かせてくれます。気軽にバラ栽培を楽しみましょう。

LIMO編集部