年金を受け取り始めたい年齢「65歳」が41.1%

実際に何歳から年金を受給したい方が多いのでしょうか。

株式会社NEXERが運営する日本トレンドリサーチが2022年2月4日~7日に1250名(30代以下~70代以上の各年代250名)に行った調査「年金の受け取り年齢に関するアンケート」によると、年金を受給したい年齢は65歳が41.1%で最多でした(2022年2月9日公表)。

出典:株式会社NEXER(https://www.nexer.co.jp)日本トレンドリサーチによる調査「年金の受け取り年齢に関するアンケート」(2022年2月9日公表)

今回の改正で繰下げ受給が拡大する71~75歳を選んだ人は7.4%でした。年齢別にも確認しましょう。

出典:株式会社NEXER(https://www.nexer.co.jp)日本トレンドリサーチによる調査「年金の受け取り年齢に関するアンケート」(2022年2月9日公表)

71〜75歳を選んだ年代で最も多かったのは40代で12.4%。一方で、年金を受給する世代の60~70代以上は4.0%という少なさでした。

40代は教育費や住宅ローンなどの負担も大きく、老後資金まで手が回らないと感じる方もいるでしょう。しかし実際に年金生活がはじまる60~70代以上では、71~75歳では遅いと感じる方が多いと分かりますね。

70代以上の方は「60~64歳」と「65歳」を合わせると80.8%。他の年代に比べて、65歳までに受け取りたいと考える方が最も多くなっています。