日本の標準的な年収と言われる400万円。全体のうち、年収400万円の給与所得者は何パーセントくらいなのでしょうか。
ひとことに年収400万円と言っても、年代や雇用形態等でも異なります。今回は「年収400万円」について、様々な切り口からいろいろ調査してみます。
また給与所得者の平均が約400万円と言われることから、最近では独立してフリーランスを目指す人もいます。
独立を検討している人の割合についても見ていきましょう。
日本の平均年収は30年前からほぼ変わらず400万円台
国税庁の「令和2年分 民間給与実態統計調査」によると、令和2年12月31日現在の給与所得者数は、5928万人。その平均給与は433万円です。
30年前である平成2年の平均給与が425万円だったので、ほぼ変わらず400万円台を推移していることがわかります。
標準的な目安とされる「年収400万円」ですが、実際には全体の何パーセントくらいを占めるのでしょうか。同資料から人数と割合を確認してみます。