年収400万円から500万円以下の給与所得者

出所:国税庁「令和2年分 民間給与実態調査統計」

同資料によると、「年収400万円から500万円以下」は764.3万人で14.6%。ただし男女で違いがあり、男性は17.3%、女性は10.7%であることがわかります。

以下で男女ごとに所得者数ごとの順位をまとめました。

男女別・所得者数が多い給与階級

【男性】

  • 1位:300万円超 400万円以下(17.5%)
  • 2位:400万円超 500万円以下(17.3%)
  • 3位:500万円超 600万円以下(13.4%)
  • 4位:200万円超 300万円以下(11.5%)

【女性】

  • 1位:100万円超 200万円以下(23.4%)
  • 2位:200万円超 300万円以下(21.3%)
  • 3位:300万円超 400万円以下(17.3%)
  • 4位:100万円以下(15.2%)

男女で構成比が違うことがわかります。正規社員・非正規社員を含む調査のため、非正規の多い女性は全体的に給与が低い結果となりました。

正規・非正規の平均給与はそれぞれいくらか

では正規・非正規に分けると、平均給与はどうなるのでしょうか。

  • 正規:496万円
  • 非正規:176万円

正規では前年より1.0%の減で、非正規は0.9%の増となっています。月給制でない非正規も多く、給与は安定しづらい面があります。