国民年金を未納にするリスクとは
国民年金の未納率が約2割と知り、驚かれた方もいるでしょう。とはいえ、国民年金の支払いは法律で定められている義務です。
国民年金が未納になってしまうと、電話や文書、戸別訪問などにより納付の案内があります。さらに督促を無視していれば、最悪の場合には口座が凍結されたり、不動産などの財産が差し押さえられたりしてしまうこともあります。
年金の支払いは義務ですし、将来の老後生活を支える柱ともなります。厚生労働省によれば、令和4年度の国民年金の満額は月額「6万4816円」です。また、年金には障害年金や遺族年金といった保障機能もあります。
公的年金額が減る可能性があるとしても、きちんと支払うことで将来や万が一の時の生活を支えてくれるでしょう。
ただ、経済的な理由から、どうしても保険料を納められない場合もあります。その場合には免除・納付猶予制度を利用しましょう。