2000万円はほんとうに必要?
60代の貯蓄と2000万円をクリアする世帯を確認してきました。
実際に老後2000万円が必要かというと、それはご家庭によって違います。この老後2000万円問題は、夫婦2人で生活した場合、毎月5万5000円が赤字となり、老後を30年と仮定すると約2000万円が不足するというもの。
金融審議会の「市場ワーキング・グループ」よりくわしい試算を確認しましょう。
- 実収入(主に年金):20万9198円
- 実支出(主に食費):26万3718円
- 月々の赤字額=約5万5000円
あくまで上記のケースのため、実際の不足金額はご家庭によって異なります。
たとえば収入をみても、夫婦で加入している年金は何か、いくらぐらい受給できる予定なのかで大きく異なるでしょう。
支出については、家賃が必要な場合は固定費も高いですし、食費、水道・光熱費、交通費なども家庭により差があります。
つまり、2000万円という言葉に注目するのではなく、「わが家の場合はどうなのか」をはっきりさせることが大切です。
著者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ58年(696か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、CFP®、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2026年2月7日)。