資産運用のポイント
ここからは、資産運用のポイントを3つ解説していきます。
資産運用のポイント1.長期
運用できる期間が長ければ、将来期待できる利益が安定する傾向があります。少なくとも20年以上、理想は30年以上の期間を確保できるといいでしょう。仮に65歳から逆算すると、理想は35歳まで、少なくとも45歳までに始めるのが理想ということになりますね。
資産運用のポイント2.積立
積立投資であれば、買うタイミングが分散できて、結果として高い値段で買うことを防ぐことができます。
また、毎月自動的に投資をする設定をすれば、一喜一憂することなくこつこつ投資を続けることができるのもメリットといえるでしょう。
資産運用のポイント3.分散
投資先を分散させると、資産の目減りを抑えることができます。例えば、日本だけに投資している場合、日本の景気が悪い場合は大きな影響を受けてしまいます。しかし、いろんな国に分散投資をしている場合、日本の景気が悪くてもアメリカや中国など他の国の景気が良ければ恩恵を受けられる可能性があります。
初めての資産運用の場合、「何から手を付けていいのか」と不安に思う人も多いことと思います。
まずは手始めに、国の制度である「つみたてNISA」や「イデコ」の情報収集をしてみて、活用できるかどうか検討してみるのもよいかもしれませんね。
執筆者
都留文科大学卒。大和証券株式会社にて、主にリテール営業に従事。株式、投資信託の販売など、資産運用コンサルティング業務に携わる。現在は個人向け資産運用会社にて、運用に関するコンサルティング業務を行っている。顧客に寄り添う営業をモットーとし、特に若い世代へ資産運用の必要性を伝えるべく、日々精力的に活動中。外務員一種保有。
監修者
LIMO編集部は、LIMO編集長である宮野茉莉子を中心に、経済や資産形成や資産運用といった投資をテーマとし、金融機関勤務経験者である編集者が中心となって情報発信を行っています。加えて「くらしとお金」に関係する旅行、園芸、ショッピングや外食といった身近なテーマを各種専門家である編集者がわかりやすく解説します。LIMO編集部のメンバーは、大手金融機関で機関投資家としてファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社やメガバンク、信託銀行で富裕層・準富裕層への資産運用アドバイス担当、調査会社のアナリスト、ファッション誌の編集長、地方自治体職員、ネットメディアの経験者などで構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ47年、正確には565か月となります。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFPなどの資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。LIMOは株式会社ナビゲータープラットフォームが運営しています(最新更新日:2024年4月22日)。