「投資先」と「時間」の分散を考えずに買う

「投資にはリスク分散が大事」と耳にしたことがある方も多いと思います。ですが、具体的には分からない方もいるでしょう。

たとえば投資先を分散しようと思っても、同じ「内需関連株」と呼ばれる不動産株や百貨店株を買うのは好ましくありません。内需が落ち込んだ時に、一緒に株価が下落してしまう可能性が高いです。リスク分散のために投資先を分散させることが目的なので、同じような値動きをしてしまう株を買うのは避けましょう。

投資先を分散するときには、「同じような値動きをしないこと」を一つの基準として選ぶといいでしょう。

また、投資先の分散だけでなく、時間の分散を考慮する必要があります。時間の分散とは、一度に投資してしまうのではなく、複数回に分けて投資をするということ。これによって買った価格や売った価格が平均化され、大きな失敗を避けやすいというメリットがあります。

一度にすべての資金を使って購入するのではなく、「毎月〇万円」というように複数回に分けて購入するようにしましょう。