日本の給与所得者の平均年収は今後、上昇していくのか

最近では、岸田新政権下では「賃金アップ」が話題となっています。

今後、私たちの賃金は上がっていくのでしょうか。

国税庁の同資料によれば、日本の給与所得者の平均年収(平均給料・手当+平均賞与)は433万1000円です。

では、過去10年の推移についても目を向けてみましょう。

平成22年(2010年)に平均年収が412万円であったものが、令和2年(2020年)に433万円ですから、10年で21万円、つまり5%しか上昇していないことになります。

出所:国税庁「令和2年分 民間給与実態調査統計」