退職金を2000万円以上受け取っている人の割合

これらをもとに計算すると、「2000万円以上を受け取っている割合」は全体で30.8%、行政職俸給表(一)適用者に限定すると55.9%でした。

定年退職に限定すると、全体の約72.9%、さらに行政職俸給表(一)適用者に限定すると84.5%です。定年まで勤め上げれば、半分以上の人が退職金2000万円を狙えそうですね。

退職金の考え方

ただし、公務員の退職金についても、民間の水準と合わせる動きがあります。今回のボーナス改定のように、今後下がる可能性は大いにあるでしょう。公務員に限らず会社員でも、「退職金があるから」と老後対策をしないのはリスクが高いです。

将来を見据え、早い段階からマネープランを練ってみましょう。

参考資料

太田 彩子