物価上昇が長期化するなか、食料品や光熱費、教育関連費の負担を実感している子育て世帯は少なくありません。
こうした状況を受け、政府の総合経済対策の一環として、「物価高対応子育て応援手当」が打ち出されました。
0歳から高校3年生までの子どもを対象に、1人あたり2万円を支給する仕組みで、所得制限は設けられない見通しです。
本記事では、制度の概要や支給時期に加え、今後の支援制度と関わりの深い「住民税非課税世帯」の基準についても解説します。
1. 子ども1人あたり2万円支給へ「物価高対応子育て応援手当」
総合経済対策の中でも、特に注目されているのが、物価上昇で家計の負担が増している子育て世帯を支援するための「物価高対応子育て応援手当」です。
この制度では、0歳から高校3年生までの子ども1人につき一律2万円が支給される見通しです。所得制限は設けられず、給付規模はおよそ3677億円にのぼるとされています。
支給は各自治体が保有する子育て関連データを活用した「プッシュ型」が想定されており、申請の手間をかけずに早期支給を目指す方針です。
著者
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)、生命保険募集人。証券会社で約8年間、株式や投資信託、生命保険等の販売に携わる。退職後はフリーライター兼個人投資家として活動。金融ジャンルの記事を中心に執筆しつつ、日々のマーケット動向も注視している。
監修者
マネー編集部社会保障班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに社会保障制度や社会福祉、公的扶助、保険医療などをテーマに関する記事を執筆・編集・公開している。
マネー編集部社会保障班は、地方自治体職員出身の太田彩子、日本生命保険相互会社出身の村岸理美、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子など、豊富な経験と知識を有した編集者で構成されている。表彰歴多数の編集者も複数在籍。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務や、国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担った実務経験者も在籍している。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年8月26日)