事業の動向はどうであったのか
以下、今回の決算における経営状況のポイントとなります。
ポイント
- 店舗の純増は15店舗
- 既存店売上の減少が響き、全社売上高は減少
- FLコスト(売上原価と人件費の合計)の売上高比率は改善
以下、決算短信「1.当四半期決算に関する定性的情報」より引用
『新規出店につきましては、牛めし業態25店舗、とんかつ業態4店舗、その他業態3店舗の合計32店舗を出店いたしました。一方で、直営の牛めし業態7店舗、とんかつ業態7店舗、その他業態3店舗の合計17店舗につきましては撤退いたしました。したがいまして、当第3四半期連結会計期間末の店舗数はFC店を含め、1,207店舗(うちFC5店舗、海外12店舗)となりました』
『売上高につきましては、既存店売上が前年同期比98.3%と前年を下回り、703億45百万円となりました。売上原価につきましては、原材料費の高騰等により、原価率が前年同期の33.8%から34.8%となりました。販売費及び一般管理費につきましては、売上高に対する比率が前年同期の67.5%から68.8%となりました。なお、当社において重視すべき指標と認識しているFLコスト(売上原価と人件費の合計。FOODとLABORに係るコスト)の売上高比は、前年同期の68.6%から68.4%へと改善いたしました』