多年草の育て方は?

日当たり

植物を育てる場所は日当たりがよいに越したことはありません。ただし多年草のなかには半日陰を好む品種も多くあります。性質を調べて植物に合った場所に植えましょう。

水やり

一般的に多年草は一年草のように水切れで枯れる心配が少なく、庭に地植えして何年も経つ場合は降雨だけでも育ちます。比較的水はけのよい土壌を好む品種が多いため、かえって水のやり過ぎには気をつけましょう。

植え替えと株分け

何年も同じ場所で育てていると、土が硬くなり水はけが悪くなることがあります。また大株になると場所を占領して、隣の植物の生長を妨げることにもなりかねません。

その場合は植え替えして株や土をリフレッシュしましょう。植え替え時に株分けして新たな苗を増やすこともできます。

おしゃれな庭に植えたい!オススメの多年草10選

アジュガ

decoplus/Shutterstock.com

4月~6月にかけて穂状で紫やピンクの花を咲かせるアジュガ。とても強靭な性質で、ほとんど手間がかかりません。茎をほふくさせて広がりグランドカバーになります。強い日差しに弱いため半日陰で育てましょう。

アガパンサス

Sabine Hortebusch/Shutterstock.com

5月~7月にかけて細長い茎の先に大輪で青や白の花を咲かせるアガパンサス。優雅な花姿が初夏の庭に爽やかさを添えてくれるでしょう。大株になると長い葉が茂り、花が咲き終わったあとも庭で存在感を放ちます。